2018年6月の日記

2018.06.06 Wed

物故者供養2018

 

本日は恒例の物故者供養の

慰霊祭を行いました。

会館では亡くなった方々をお一人お一人

大切にお見送りしていますが

中にはまだこの場に残りたい方

行く先を見失った方

がいるかもしれません。

物故者供養は そういった成仏出来ない方

無縁仏 ありとあらゆる方々を

供養するための慰霊祭です。

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お忙しい中、取手市にある『昌松寺』の

住職と副住職のお二人に

お越しいただきました。

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住職にご法話を頂きましたが

とても勉強になるお話でした。

先日、住職が

「ネットに載っていた一日葬をしたい」

と言われたそうです。

最近は通夜をせずに一日葬で

済まされてしまう方が増えつつあります。

では、なぜ通夜をするのでしょうか。

「通夜」は文字通り「夜を通す」

故人と縁ある方々が

一緒に過ごす最後の夜。

通夜振舞いを召し上がっていただきながら

思い出話を語らい 故人を偲び

最後の食い別れをするのです。

また お墓参りの際に

必要な物があります。

水・花・お線香

「お墓に水?」

「ネットで必要ないと載っていた」

という方もいたそうです。

お墓に「お水をかける」のではなく

「神聖なお水(功徳水)を注ぐ」のです。

お墓を伝った水はお骨に届き

再び自然界で循環します。

水の秘めるパワーを頂く

意味合いもあるのです。

今、良くも悪くもすぐに情報が手に入る時代。

住職がお話できる機会は限られていますが

大切な意味・理由を

伝えていきたいと仰っていました。

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社長はじめ全員で

お焼香させていただきます。

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小規模なお葬式、家族葬は今の時代を

象徴するものかもしれませんが

葬儀をすることの意味・理由は

昔から変わりません。

お客様の要望にお応えするよう

心がけていますが 習慣や風習をお客様に

正しくお伝えすることも葬儀社の

大切な仕事の一つと思っております。