2016年6月の日記

2016.06.20 Mon

物故者供養2016

 

 

こんにちは

本日は、毎年恒例の物故者供養を

弊社式場にて行いました。

お葬式でお経を上げた方でも

成仏できない方はいらっしゃるかもしれません。

お世話になった方

大切な方が天寿を全うした後でも

道に迷ってしまうのは悲しいこと。

物故者供養は

そういった成仏出来ない方

無縁仏

ありとあらゆる方々を

供養するための慰霊祭です。

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社長以下、従業員も全員参加で

お焼香させて頂きました。

ときに、お葬式の形はどんどん変化しているこのご時世。

今や、全国のご葬儀のうち6件に1件が

お葬式をせず火葬するだけだそうです。

お寺に檀家さんからこんな相談がありました。

「通夜を行わずに一日葬をしたい。」

「周りの人もそうしている」と。

対してご住職は

「お通夜をやらないならそうすればいい。」

「ただ、通夜をやらなくても私はお経を上げに行く」

そう答えたそう。

お通夜や葬儀は、故人のために行う儀式。

お通夜の晩にする通夜振る舞いは

故人を偲び、思い出話などをしながら

食い別れをする最後の夜。

二度と来ない大切な夜。

それを周りがそうしているからうちもそうする。

まして、故人のためにする儀式を

自分たちの周りの流行によって

やるやらないを決めるのは、故人に対して失礼だ。

葬儀の形は変わっていきますが

葬儀の歴史と本質は変えられないし

変えてはいけないものだと痛感するお話しでした。

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↓ 式場に置いてある故人に宛てるメッセージカード。

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ご葬儀の在り方は良くも悪くも、変化します。

そんな中、小さくても心あるアイデアや

変化なら取り入れていきたいですね。